制作と広告とお酒と私

制作と広告とお酒と私の話をします。がんばります。

PCをずっと見つめていても答えは出てこない

久々に制作の仕事が入ったので、昨日は取材を行ってきました。

できる限り現場の人の取材を行うようにしてるのですが、やっぱり楽しいですね。

 

 

マーケティングは気をつけないと全て机上の空論

定義マンとしては、「そもそもマーケティングとはなんぞ?」の定義から入りたいのですが、

これについては、ドラッガー博士の言葉をいつも引用しています。

 

マーケティングは、セールスを不要にする。

-ピーター・ドラッカー

 

この言葉通り、セールスを不要にする行為=マーケティングと認識しており、

そうすると、今のセールスプロセスを知ることは必須だと思っています。

 

決して、「資料請求の数を増やす」とか「CPAを下げる」ということが目的ではないです。

(間接的にはそうだったりもするんだけどね)

 

 

現場にしか答えはない

例えば、僕は住宅設備の仕事も行っているのですが、

・どんな機材を使って

・どんな人が工事をして

・どれくらいの時間がかかって

・どんな対応をするのか

みたいなことって、事業をやる前よりもやってからのほうが理解が深まりました。

それは当然かも知れません。

 

でも、「銅管より樹脂管のほうが工事が簡単なんだよ」という一言を取っても、

なぜ樹脂管が良いのか?なにが違うのか?工程がどうかわるのか?

ということは言葉で知っているよりも、ホンモノをみて自分で触ってみたら、

「あ、これめっちゃ簡単じゃんwww」って一瞬でわかったりします。そんなもんです。

 

 

PCの数値だけで出る答えには限りがある

よくある、ボタンの色は緑かオレンジか?みたいな話も、

それはそれで大切なことです。

 

どのキーワードの入札単価をどう変えるかという話も、

それはそれで大切なことです。

 

それが不要だとは言わないですし、関わり方として「その点を最大限伸ばす」

ということはもちろん大事なことです。

 

でも、一度、現場に行って現場の人の話を聞くとまた世界は変わると思います。

「現場感」という空気はあると思います。

 

開発者に話を聞いてみたら、本当にその商品に対する知らない苦労や魅力があったり、

クリエイティブなものを作る人の事務所は、めっちゃ簡素かゲームやマンガにあふれていたり、

契約率が高い人は、醸し出すオーラからキラキラしていたり、

ホントに業界を憂いていて、本気で変えようという気概が見て取れたり・・・

 

それは、これまで作られていたWeb上には無いものかもしれないし、

ボタンの色で変わるものでも無いんですよね。

 

 

制作というのは代弁者みたいなものだと思う

先述の通り、マーケというのはセールスを不要にするものです。

そうしたら、セールスの人がやっていることは、

少なくとも網羅することが必要になると思います。

 

ただ、例えば営業の場面では相手の話によっていろんな話ができることを、

僕らはWebという媒体を通して伝えるときは、それを先回りして理解してもらう必要があります。

 

それをどうやって行うのか?ということは方法論の話になるため、

やり方は無限にできてしまいます。

 

もちろん、無限にある中のひとつにPCだけで答えを探す方法があります。

それでも僕は、そうじゃない方法がより良い答えを持っている気がしています。

 

 

意思を持ったアカウントやサイトを

「ホームページは24時間働く営業マン」というセールスコピーが一時期流行りましたが、

これは正直、ひとつの真実だと思っています。

 

ただ、なんの指導もせずに営業マンが永続的に売上を上げ続けるのが難しいように、

広告アカウントやWebサイトというのも刷新していく必要があると思います。

 

それを感じ取れる指標として、マーケが数値を追うことは大切かもしれないですが、

どうやって変えるかという指標としては、現場の人がどう変わっているか。ということが大事だと思っています。

 

だからやっぱり、PCの世界だけで全ての答えが見つかるのは違うんじゃないかと思っています。

その先で見ている人がいて、その人もまた、機械じゃなくて人ですからね。

 

 

世の中のインハウスや代理店の人には、

できる限りPCより外の世界を見れるようにしてもらえたほうが

より良いものができると思うので世の中の社長さん是非お願いいたします。

 

 

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