制作と広告とお酒と私

制作と広告とお酒と私の話をします。がんばります。

信頼残高と筋の話

僕が以前お世話になった方がよく「信頼残高」という言葉を使っていました。

今回書くにあたって調べてみたら7つの習慣に出てきた言葉だったんですね。

元ネタ読んでないので違うかもなんですが、ちょっとつらつらと。

 

 

「信頼」は積み立てるもの

誰かになにかを任せるには、それなりの理由がいるものです。

 

初めて出会った営業マンをどれほど優秀だなーと思っても、

即決で数百万のお金を払うことなんて、そうそう無いと思います。

 

日々の生活を顧みてもそうですが、

やはり、どのクライアントも最初は小さな仕事からスタートしてたりするものです。

 

人と人との関係ですから、特に仕事の場合はよりシビアです。

子どもの頃に公園で見ず知らずの子と仲良くなるのとはワケが違う。

 

だから、ちょっとしたことや、立ち居振る舞い、仕事の進め方や、

メールの返し方、言葉の使い方や身だしなみ。

そんな細かいことの積み重ねだと思うのですが、信頼が積み上がっていくんだと思います。

(あ、俺、なにもできてねえな)

 

 

信頼カンスト

僕が仕事を行ってきたうえで、

この信頼残高がカンストしている人が数人います。

 

事業がなんなのかを全て教えてくれた人

・本当に苦しいときに一番支えてくれた人

 

とかそういう感じの。やったほうはそんなに仰々しく捉えてないと思うのですが、

僕側からは多大なる恩を感じてる方ですね。

 

でもやっぱこういう人ってなにかっていうと、

恩を売ろうと思ってやっているわけじゃなくて、

ナチュラルに人に触れ合っていて、結果そうなっているんですよね。

 

恩を売りたい感がある人ってのは、

なんかその後なにかしらの精算をして終わり。なんてこともあるわけです。

 

これはもう、人間力としての話になってくると思うんですけどね。

 

 

筋を通す・節を作る

そこで、僕が最近思っているのは筋を通すということ。節を作るということ。

 

例えばですが、

誰かと一緒に事業を行う上で一番最悪な結果はなにか?といったら、

 

事業が失敗すること?借金を作ること?

僕は違って、「一緒に酒が飲めなくなること」だと思っているんです。

 

事業なんてうまくいかどうかなんてわからないし、成功する確率のほうが低い。

それぞれがきちんとやるべきことをやってダメなことだってある。

借金ができたなら返せばいい。

でも、その関係性が崩れちゃったら、もう二度と一緒にビジネスできないんです。

 

一度の人生なのに、二度と一緒に仕事できないんです。

一度は一緒にやろうって決めた仲なのに。

 

と、まぁ、仕事の話をしましたが、

飲み友達でも、結婚でも、なにかしらの仲間でも、あると思います。

 

そうなってしまうのは、信頼残高がなくなったときだと思っています。

相手のことを信じることができなくなったとき。

 

だから、人のことは裏切っちゃいけない。約束は守らないといけない。

やるべきことはやらないといけない。

 

人を信じることはとても難しいんですが、

それでも僕は人を信じたい派なんですね。

 

 

だから、遅れている仕事を今日もやっています。

ホントごめんなさいごめんなさい許してくださいがんばってます。