制作と広告とお酒と私

制作と広告とお酒と私の話をします。がんばります。

「1%の非」が本当に無いか

フリーランスのときにお世話になった社長が飲みに行くとよく言っていたことですけどね。

 

 

ケンカってよくするじゃないですか

生きていれば人とモメることって少なからずあるじゃないですか。

 

友人・配偶者・近隣住人・店員・会社内・会社外・・・etcetc

 

僕は完全に喧嘩っ早い人だったので、

会社員時代は、社内の上長や果てはクライアントと喧嘩することはしょっちゅうでした。

 

ただやっぱ分かると思うんですけど、ケンカって生産性無いんですよ。

残るのは遺恨だけ。もうね、人生の無駄だなって思ってたんです。

 

 

本当に悪いことしてないか?1%の非も無いのか?

悪いことっていうと語弊があるかもなんですけどね。

「1%の非」っていう言葉を頭に残すようにしたんです。

 

「なにかトラブルが起きたときに、自分に1%も非がないのか?」って。

 

そうするとですね、だいたいあるんですよ。

よっぽど斜め上のクレーマーみたいな人でない限り、だいたいある。

 

  • 確かに事前に気づける要素があったから気づけたことかもな。
  • ちょっとだけなんだけどトゲのある言い方してるな。
  • これは一部の人にとっては心苦しい問題だったな。
  • 以前にもらった恩があるから配慮するべきだったな

 

とかとか。

まぁなんでもいいんですが、振り返ると1%ぐらいはあるんですよ。

こちら側の至らない点が。

 

そうするとやっぱこちらにも非がある。

向こうの怒りポイントは口で言ってる事実だけじゃなくて、

1%の背景も積み重なってこの事実が出てきてるんだな。ってことなんですよ。

 

例えば、「1%だけだったら1:99で向こうが悪い!」とか思うじゃないですか。

違うんです。1でもあったらどっちもどっち。目くそ鼻くそレベルです。

 

だから、まずは「1%の非があるか」を考えてみるんですね。

 

 

1%でも非があったら

まずは認める。相手が怒っていることも、自分が悪かったことも認める。

その事実を認識する。

 

で、認識したら整理する。

・相手がなぜ怒っているのか。

・自分の非はなにか。

そうして初めて、

・相手にも非がなかったか。

というところに至る。

 

最初に感情的に直情的に相手に目線をやるとこちらも怒りしかでてこない。

だから、まずは自分を振り返って整理してから相手をみるようにする。

 

そうして初めて「伝える」

自分の不徳のいたすところを認め、伝え、相手の非も伝える。

 

だいたいの揉め事っていうのは、どっちもどっちだったりするんですよ。

で、声が大きい方が勝ったりして後々遺恨が残ると思うんです。

 

だから、お互いが悪かったって認めれるように、

自分が認めてから相手にも認めてもらう。みたいなね。理想はね。

 

多くの場合、自分の非を認められなくて相手を弾圧してるだけなんですよ。

 

まずは、一回落ち着いて、「1%の非」が無いかを考えること。

これはまじで心が穏やかになるのでオススメします。

 

 

1%も非がなかったら

 

構わん。全力ぶっぱでいけ。

 

 

 

 

まぁ、だいたいの原因は自分にあるものなので、

人に押し付けるのは違うんですよね。

 

あと、別に我慢しろとかって意味じゃないですよ。

隙がないくらいにきちんとしようね。ビジネスなら特に。

って思った話でした。

 

 

クレーム対応をしているみんみんより。

 

 

 

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