読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

制作と広告とお酒と私

制作と広告とお酒と私の話をします。がんばります。

大切にしたいこと

最近、楽しみにしてたメルマガが届かなくなりました。

ブログもメルマガもWebに携わったことがある人なら一度は通る道だろう。

 

ただ、僕が社会人になったときから今このときまで、

ずっと続けている人がどれくらいいるだろうか。

 

やっぱり「続ける」ということが一番大変なことではある。

でも、誰にでもできることだから続けないとな。

 

とか考えてたら、僕も書いてなかった。

ので、ちょっと書いてみる。

 

このブログの本来の目的は見失ったから場所を変えるかもしれないけど、

しばらくはここで書いていこうかな。

 

語尾もちょっとこれまでとは少し変わります。

 

 

僕が大切にしたいこと

私事ですが決算が終わりました。

お付き合いのある皆々様におかれましては、感謝しかありません。

今年も一年過ごすことができました。本当にありがとうございます。

 

毎年の決算の際に、通帳を見返しながら毎月を振り返ります。

あぁ、この案件はつらかったな・・・

これよく納品できたよな・・・あの人のおかげだなー

この会社とまた一緒に仕事できるとは思わなかったから嬉しいなー

と、1案件づつ思い出に浸ってセンチメンタルな気持ちになります。

 

昔よりも大きな開発案件にも携わらせてもらえるようになったし、

上場企業やナショナルクライアントという規模感も大きくなってきた。

 

僕はなにもしてないのですが、

びっくりするくらい周りの人のおかげで成り立っていてありがたいです。

いやー、ありがたい。びっくりしますね。

 

 

「儲けない」と決めていた

僕が会社を引き継いだ時(今の会社は元々役員で入り、買い取った形です)、

ひとつのことを決めていました。

 

30歳になるまでに儲け過ぎないこと。

 

会社引き継ぎ時には、すでに子どもも3人いたのですが、

それでも、最低限暮らせる以上の収入は望みませんでした。

やろうと思ったらできたと思うのですが。

 

そのせいで、他人に迷惑をかけることもあったし(営業に行く電車賃足りなかったり)、

いろんな方にも心配ばかりされていました。その節は申し訳ないです。

 

もちろん、背景にはいろいろなことがあったのですが、

ちょうど今回の決算で一つ思い出したことがありました。

 

 

「いいか。義を忘れるな」

僕は社会人としてはド底辺でした。

社会人1年めの営業成績は部内最下位でしたし、

パソコンの電源の付け方もわからないぐらいアナログでした。

 

住宅系の業界に入ったのですが、

知識もないのでお客さんには毎日のように怒られていました。

 

社会人2年めに入り、とあるボスに会いました。

とある地方のドンみたいな方で、100kgは超えるであろう巨漢。

その人が右向けと言ったらみんなが右向くようなカリスマ。

昔はヤンチャしてた感満載で、いろんな噂を聞く方でした。

 

そんな方に紆余曲折あって気に入られたこともあり、

毎回、手がけているとんかつ屋で、

「どや!うまいやろ!!!ガハハ」

と言われながら、大盛りのとんかつ定食を食べるというのが定形でした。

 

ただ、この人は全然商品を買ってくれません。

どれだけ試算しても。どれだけプレゼンしても。

決まっていわれた言葉が

 

「お前に金を出すのはまだ早い」

 

と言われていました。

全く意味が分からず、会社に戻って失注の報告をし、交通費だけを消耗して絶望する日々でした。

 

 

 

ある日、その人に商品が売れました。

 

 

「わかった。買うよ」

 

と、いつもの大らかで高らかな威圧する声ではなく、

低く、ドスの効いた声で一言発しました。

 

状況が分からない僕に対して、続けざまに言われました。

 

 

「いいか。お前のプレゼンがすごいとも思わない。

 それが実現するかどうかも分からないし、なんなら信じてもない。

 

 いいか、そんなことはどうだっていいんだ。

 

 一つだけ忘れるな。

 

 先義後利という言葉を覚えておけ。

 

 いいか。ワシがやってきたことはもう知ってるな。(※書けません)

 お金を稼ぐことなんて簡単だ。

 

 ただ、違うんだ。そうじゃない。

 お金を稼ぐということはそうじゃないんだ。

 

 義を忘れるな。

 まずは仁義を通さないといけない。

 

 仁義を通していれば、あとで自分に還ってくる。

 それはお金じゃないかもしれない。人かもしれないし感情かもしれない。

 

 ただな、義を通さないと金しか残らない。

 金だけを持った世界に残るものはなにか知ってるか?

 

 喪失感だよ」

 

おそらくここまでは原文ママだと思うのですが、

この後に、昔話をされた気がしますが、よく覚えてないです。

 

言われたときには、よく分からなかったのですが、

最近になってよく思い出すようになりました。

 

 

もうちょっといろんな景色を見たかった

そんなこんながありまして、そこからは営業成績も伸びたりもしつつ、

紆余曲折あって今に至ります。

 

お金をもらうことを憚っていたわけじゃないですが、

いくらと決めてしまうと自分の価値がお金に変わって

そこで終わってしまうような強迫観念に襲われていました。

 

それが、儲けないという選択肢になりました。

仕事をしないというわけでじゃないのですが、

儲かったらその分をテレマの新規開拓に使ったり、FAXDMに使ったり、システム開発に使ったり、メディアに使ったり・・・と、

儲けない。という言い方は語弊があったかもしれませんね。

いろんなものにお金を使ってました。使いきってました。

 

騙されもしたし、騙されもした。

それはそれで良い経験になったのですが。

 

自分が絵を描いた事業計画が、本当に実現できるのか見てみたかった。

だから僕は、制作屋さんでありながら、問屋という看板を掲げるようになりました。

 

あくまで好奇心や思い描いていた世界が、

本当に実在しうるのかを検証したかっただけかもしれません。

 

続けているうちに、使うよりも貯まるほうが増えてきて、

僕の考える世界を実現するには1人じゃ足りないと最近思ってきました。

(そんな弊社への採用申し込みはコチラ→)

 

今、思い出したいのは、

あのドスの効いた低い声で言われた、

 

「 先義後利という言葉を覚えておけ。 」

 

という、あのドンの一言です。

 

 

 

------

 

ちなみに、僕がそうして初めての契約になったお客様は、今の僕の会社の出資主になり、

その次に契約されたお客様は、僕の会社の営業部長になってます。

 

 

世の中、なにがあるか分からないもんだね。