制作と広告とお酒と私

制作と広告とお酒と私の話をします。がんばります。

「普通の飲み会」で名刺交換するの、もうやめませんか?

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交流会とか名刺交換会とか異業種交流会とかが驚くほど苦手な私ですので、

そもそもそういう会には行かないのですが、今日は声を大にして言いたい。

 

 

普通の飲み会で名刺交換はやめないか?

 

 

なんで初手で名刺交換をするのか

僕はお酒を愛してます。吐くほど飲むほど愛しています。

だから、飲み会というのはお酒を飲む会、うまい飯を食うところなんだ。

 

お酒と向かい合い、食事と向かい合い。

こうね、金曜日なんかは一週間の苦労とか悲しみとか怒りとかそういうものを

全て一掃するための場所なんですよ。

 

ありがとう。おつかれさま。今週もがんばったね。

 

そういうね、気持ちのところに現れる名刺。

もうね、いらないでしょ。

 

いや、気持ちは分かる。

いつも同じメンバーだからって違う人と飲むことなんてことはザラだ。

 

その上で「この人とこの人が会ったらおもしろそう」と

気を利かせて人を選ぶなんていうこの上ない素晴らしい幹事もいる。

 

でもね、聞いて欲しい。

中小企業同士で仕事を行う上で一番大切なことはなんだ?

 

技術か?経験か?肩書か?

いや、なによりもまず信頼関係だろう。

 

そうすると、一番最初に必要なモノはなんだ?名刺か?

違う、お酒だ。

 

例えば、信頼できる幹事が気を利かして選んでくれた人であれば、

何はともあれ変な人とかではないわけだ。

 

その人が「何をしているか」というのももちろん大切だが、

それ以前に、その前段に「その人がどんな人か?」というのが大切じゃないのか。

 

そうすると一番最初に必要なモノはなんだ?名刺なのか?

違う、お酒だろう。

 

 

なぜ、お酒が先に来るか?だって、飲み会でしょ?

「お酒を飲む会」を略して「飲み会」でしょう。

 

であれば、名刺じゃないだろ。お酒だろ。

お酒をまずは酌み交わすところが先だろう。なぜ名刺を渡すのだ。

 

 

それでも、僕は名刺交換そのものを否定しているわけではない。

お酒を飲んで話が弾み、息が合い、そのまま仕事を一緒にする。

なんてことは僕自身もこれまで多く出会ってきている。

 

でも、いいか。

今の通り、仕事を一緒にする前には「話が弾む」「息が合う」というフェーズが必要なんだ。

 

仮に、飲み会の場で意気投合してもっと話をしたいときは、

「じゃあちょっとまた連絡するから連絡先を教えて。」みたいな形になるだろ。

 

ここ!名刺交換はここ!

 

いいか、ここだ。ここで初めて仕事の顔をして話をしていいんだ。

なにが悲しくて金曜日の夕方の全てが終わったタイミングで

新たに仕事の話をしないといけないのか。

 

だから、お願いします。

もちろん、誰も悪気があってやっているわけではないのは知っている。

慣習の一部。そう、まるで息を吐くかのように名刺入れを出す気持ちは分かる。

 

でも、その行為自体に何の意味もない。

というか、飲み会というところまでは侵食しないで欲しい。

 

 

お願いだ。頼む。後生だ。

 

 

飲み会で名刺交換をするのはやめよう。

 

 

 

・・・という、毎回名刺入れを忘れてしまう男の言い訳でした。

あー、お酒飲みたくなってきた。。。